貴方が何と勝負をしていても。
劇団BLUESTAXI 第31回公演「終のすみか」(2018年11月27日~12月2日/中野テアトルBONBON)
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第25回公演「マサカサカサマ」で舞台に立つ大川くんを見たとき、そのかわいさに慌てて回数を増やしたのもいい思い出。
去年の誕生日のときに、「この1年が勝負です」って何度も言っていて、年齢もあって仕方がないとは分かっていても、それでもこの言葉に私は「もう一度さよならしてしまう覚悟」をしておかないといけないのかなと思ってしまって、誕生日前後の変なパーティ写真もあって、もう泣くのは嫌だから、自分が見たいものだけを見ようと思った1年でした。
だけどこの1年、思っていた以上に沢山の大川くんを、大川くんが演技をしている姿を見ることが出来てすごく嬉しかった。一つの成果が次の結果に繋がって、たとえば映画でご一緒した役者さんと舞台で共演したり、今後の舞台もメインの役でまた出演することができたり。
でもずっと、誕生日がきたら、もしかしたら、「1年勝負をかけて頑張ってきたけど、辞めますさようなら」って言われるのではないか、何がしたかったのか、何を求めていたのか、分からないまま、でもさよならされるのではないかと思ってきました。
だから誕生日前に、この舞台の出演が決まって、11月末だって分かったときに真っ先に思ったのが「よかった、誕生日がすぎても、まだ舞台に経ってくれるんだ…やめないんだ…」でした。
分からないです。もしかしたらこれが最後かもしれない。私が選ばずに行かなかったイベントのお仕事だって、もしかしたらそれが最後だったかもしれない。いつ気持ちが舞台に立つこと、芸能界にいることを「やめよう」と思うかは分からない。でも少なくとも誕生日を越えた先で、舞台に立つ大川くんが待っていてくれる。私はそれがすごく嬉しいです。
やりたいこと、見せたいこと、本人の素直な気持ち。それらに全部寄り添えて、許容できたらどれだけ幸せだろうなと思うけど、この1年は少なくとも私は私が見たい姿を追いかけることしかできません、という気持ちでいました。そしてそれはもう暫く続くと思います。接触イベントはどうにも苦手なので、できればそういうのがメインよりも、舞台が多いと嬉しいなと思っています。
お芝居を頑張りたいです、って言っていたあの日の大川くん。
昔の仲間が舞台を観に来てくれたよ!って写真をあげてくれたのをツイッターで見たとき、そんな風に言っていた言葉を思い出しました。
その言葉にこめた気持ちは、今はどこへ向かっていますか?
どこでもいいよ。歩くことをやめてないなら。やりたいことがあるなら、それでいい。
でもそれが、もしも私が想像しているよりもうんと強い意志になってくれているとしたら、それはとても嬉しいことだなって思います。
やっぱり、舞台で演技をする大川くんを見ると、好きだなって繰り返し思い続けたこの1年だったから。
舞台の上でいろんな役を演じてくれたこの1年から、新しい舞台のはじまるこの1年が。どうか自分の、自分だけの「やりたいこと」を貫き通す強さになってくれますように。
お誕生日おめでとうございます。